二人育児は疲れる!余裕がない!私の実例から

2020年10月3日家事・育児二人育児,喘息

この投稿記事のタイトルを決めるにあたって、ブログを書く人がお世話になる「関連キーワードツール(今はラッコキーワードという名前)」を使って、みなさんがどんな言葉で検索しているか覗いてみたら…泣きそうになりました。

そもそもこの記事を書こうと思ったきっかけは、二人目を何歳差で産むかを考える材料になればと、私が経験した二人育児の大変さを交えてご紹介しようと思ったからです。

それがいざ検索してみると、「二人育児 大変」どころか、「二人育児 限界」「二人育児 イライラ」「二人育児 上の子 怒ってしまう」などなど…

私も気持ちはよく分かるので、今後も「二人育児」に焦点を当てた記事を定期的に更新したいと思いました。例えば、「二人育児 スケジュール」「二人育児 お風呂の入れ方」など、必要な情報を投稿したいと思います。

少しでもみなさんの家事育児が楽になるように、楽しめるように。

大丈夫、怒ってしまうこともあります。見せたくない部分を曝して自己嫌悪に陥ることも。すべて自然な感情です。

大切なのは、怒ってしまっても、過ぎていたら謝る、好きと伝える。これをするだけでも子供との関係性が大きく変わってくると思います。子供との未来を、今ある課題をどう解決するか考えていきましょう。

蝶と遊ぶ子供たち

さて前置きが長く&暑苦しくなりましたが(*´ェ`*)、この記事では私が二人育児で大変になった理由をご紹介します。

この中で避けられるものは避けた方が、やはり子供が小さいうちは少しでも余裕を持って子育てをした方が、親にとっても子にとっても良いと思うのです。

私が大変になった理由

二人育児で困るママ

2歳差に満たず産んだ

当時法人職員で最長約3年の育休が取れたため、上の子が保育園や幼稚園に入園する前に、続けて下の子の妊娠・出産を計画しました。

授かるのに時間がかかった時のことも考えて、早めに妊活をと思ったら、思った以上に早く二人目を授かりました。贅沢な話です。

しかし、2学年差といえど実質2歳も離れていないので、大変なことも多かったです。

大きくなったようで、上の子はまだ2〜3歳。思ったことを上手く伝えられないし、待たせたり我慢もできない中で、自己主張が激しくなってくる時期。

自分で着替えができないし、靴下や靴を履くことも難しい。上の子は怖がりで階段を一人で登ることもできなかったので、外では前にぐにゃぐにゃの低月齢の子を抱えたまま上の子を抱っこしたり、下の子が苦しくないかひやひやしながらお世話をしていました。

上の子の寝かしつけの時に下の子がグズると、上の子はなかなか落ち着かず。月齢が上がると、早く寝たがりグズる下の子と、寝ようとすると嫌がる上の子の板挟みになりました。

一対一ではなんとかなることも、二人いると大変なものです。「お世話の労力は2倍じゃなくて1.5倍くらいだよ〜。」なんてよく言いますが、二人同時に泣いた瞬間に、体感2.5倍に跳ね上がります。頭の中はもうパニック状態でした。

出産と引っ越しが重なった

なんてこったですよね…。予定日より1か月も早く、引っ越しの数日後に第二子誕生…安産でした。

幸い体重もあり、週数もぎりぎり足りました。他に異常もなかったので1週間の入院で済みましたが、引っ越してすぐ上の子はママがいない状態を経験するハメに。その後ちょっと外に出る度に泣かれ、母親としては堪えました。

下の子を妊娠中も私の体に負担がかかり、思うように遊びに付き合えず、罪悪感ばかり募りました。初めての子で「これで良いのかな?ちゃんと育てられてるんだろうか…。」と自信がありませんでした。

外部のサービスを利用しなかった

産前産後の保育園の一時保育や本入園、幼稚園の満3歳児保育を検討したら良かったのですが、母が手伝ってくれる予定だったため、引っ越しのドタバタもあり対策をしていませんでした。完全に準備不足です。

これ以上、繊細な上の子の生活環境を変えたくないという気持ちもありました。

パパの帰りが遅かった

当時はパパの残業が多く、どんなに頑張っても夜8時半以降の帰宅が通常でした。さらに月に1~2回は泊まりの出張。

上の子の生活リズムを整えるためにも、夜9時には寝かしつけを始めたいため、パパが帰るころにはほとんどの家事育児を終わらせようと頑張ってしまいました。

そんな中で、育休復帰を見据えていた私の家事育児スキルは、ひたすら効率化の一途をたどりました…(笑)。ここは良かったところ。でももっとパパにやること残しとけば良かったかな、なんて思います(^^;)

感染症が立て続いた

上の子に付き合って下の子を連れて出る場面が増えることで、下の子は感染症をもらいやすくなりました。風邪を引くと二人順番にかかり、夜中熱や咳・鼻水で何回も泣いて起こされ、最後は疲労困憊の自分もダウン→その頃には子供が元気すぎるという、子育てあるある。

さらに、上の子がクループ症候群(喉が腫れてケンケンという独特のひどい咳が出る)、下の子が低月齢のうちにRSウイルスにかかり入院、翌年夏にマイコプラズマ、秋に再度のRSウイルスを経て喘息になったため、感染症にかかった時の看病は本当に大変でした。

今は新型コロナの影響で、子育て支援センターなどへ行くにもみなさん慎重になっているでしょうし、対策も取られているためかかりにくくなっているかと思います。

反面、そういった設備の整った場所に子供を連れて行きにくくなっています。その分公園で入園前の子供と会いやすくなってはいますが、活発になってくる上の子にどう付き合うか、難しいところです。

私が恵まれていた点

あまり頼りすぎないようにとは思ったのですが、実家の母が移動に1時間ほどのところに住んでいたため、本当に大変な時は頼ることができました。

感染症や下の子が他の病気(川崎病)にかかっていた時期は、しばらく泊まり込みまたは週一で泊まりに来てもらっていました。

それでも平日の他の日は、「明日もどう過ごそう…。家事育児耐えられるかな…」と夜寝る前に不安になっていたものです。

上の子はやめてと言ったことをやる、下の子は私を待てなくて泣く。子供に怒鳴ったり、たまらず奇声を上げて発狂しそうでした。

自己嫌悪のため寝かし付けの時に、「ごめんね、大好きだよ…」と言い訳のように伝える日々。次の日頑張れるかな…と不安に思っても、子供と一緒に寝てしまえば意外と回復できるものでした。こんな経験からも、休息や睡眠を大切に考えるようになりました。

また、大学時代のサークルの友人たちがママになっており、比較的近くに住んでいたので、遊んでもらったり愚痴を聞いて励ましてくれていました。

自分と子供をよく知っている人たちの手や知恵を借りられたことは、とても大きかったです。

おわりに

今思い出しても悲しくなるし、あの時期は辛かったなぁと思います。何より上の子にも申し訳なかった…。

でも確実に子供は育って、できることも増えてきます。着替えができたり、靴が履けたり、自分で上手に食べられるようになったり…自然と手が離れてくるものです。上の子も今や元気に幼稚園に通って、家でも園でもイキイキ過ごしています。

二人いるメリットは、下の子が上の子と遊べる年齢になってから特に感じられるようになります。

一緒に遊ぶ、上の子が見ていてくれる、一緒に遊ぶからお互いに社会性も育ちやすい(もちろん大変な時も)。何より兄弟で遊ぶ姿を見られるのは嬉しいものです。

上の子の怒り方が私そっくりな時がありますが、いけないところは、「ママも直すから、一緒に直そうね!」と話しかけています。ママができていなかったら、「ママできてなかった…。ごめん…」と素直に謝るようにしています。

そして、怒っている時も、怒っていない時も、「ママ〇〇くんのこと大好きだよ〜!知ってる??」と抱きしめると、「知ってる♡」と応えてくれます(笑)。下の子も。

怒ってしまっても、過ぎていたら謝る、好きと伝える。色んな経験を経て、私が大切にしていることです。

その他、ベネッセのおもちゃが選びに行かなくても自宅に届き、本当に助かったことや、二人を連れて買い物なんて行けなかったので、生協を利用できて助かったことなど、これはまた別の記事でご紹介したいと思います。

長くなりましたが、最後までお読みくださりありがとうございました!今後も二人育児に関する記事を上げていきますので、参考にしていただけると幸いです。

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二人育児の先が見えてきた時の記事はこちらです。

2020年10月3日家事・育児二人育児,喘息

Posted by みう