専門家に育児相談!オンライン相談室『ウチのこは』で、公認心理師の方に詳しく的確な分析をしてもらいました

2022年4月15日家事・育児二人育児,療育

イースターエッグ
出典:Pixabay

皆さんは、『ソクラテスのたまご』やその姉妹サイト『ウチのこは』という教育情報メディアを知っていますか?

私は下記の記事を執筆された、佐藤めぐみさんという公認心理師(厚生労働省所管の国家資格)の方の記事を読み、「こんなに論理的に親子の心理を分析できる方がいるのだ、そしてそんな人に直接相談できるのか…」と驚き、『ウチのこは』というサイトを利用するに至りました。

自分の子どもが嫌い! わが子を愛せなくなる親の心理の共通点とは|ソクラテスのたまご

相談したきっかけ

『ソクラテスのたまご』の姉妹サイト『ウチのこは』では、子育て・教育の各分野の専門家に、直接相談ができます。

これまで私は、上の子のあっくんとの関わり方や長所の伸ばし方に悩み、育児関係の本や幼稚園の先生、保健センターの保健師さんなどにご相談してきました。

「4歳の壁」は乗り越えたものの、どうも根本的に解決した手ごたえがなく、粘り強く細かい性格の彼につい怒ってしまったり、素っ気ない態度に出てしまうことが増えてきました。

「粘り強く細かいのは、あっくんの長所でもある。個性や長所を伸ばすには、つぶさないためにはどうしたら良いのだろう」と悩み、なるべく反応が素直な幼児期に解決したいと考え、今年の3月にオンライン相談室『ウチのこは』を通じて、親子の心理や対処が専門の、公認心理師・佐藤めぐみさんに相談しました。

お値段は50分8,000円なので、決して安い額ではありません(^^;)でも、佐藤さんの経歴と活動実績、実際にカウンセリングを受けてみて納得でした。ベネッセやAll Aboutといった、私たちがよく目にする媒体へも寄稿されています。

【経歴】

■ 米・ウェブスター大学 心理学 学士号名誉学位(Hons)取得

■ 英・レスター大学大学院 司法心理学 修士号(MSc)取得

■ 公認心理師

■ オランダ心理学会(NIP)認定心理士

【実績】

■これまで受けた育児相談・実施したカウンセリングはのべ1000件以上

■子育てに関する心理学のメディア発信は計600本以上(ウェブ媒体、紙媒体の記事執筆・監修やテレビ・ラジオの取材など)

■著書に「子育て心理学のプロが教える 輝くママの習慣」ほか

引用元:自己紹介|ウチのこは

相談の流れと感想

予約方法としては、専門家の相談ページで「予約リクエスト」を押し、希望の日時を選びます。それが承認されれば、予約が成立します。「相談日時の〇日前までにご予約ください」というような注意書きもあります。

佐藤さんのカウンセリングでは、事前に「お悩み相談シート」というものを提出します。それによって詳細に相談内容が掘り下げられ、佐藤さんが対応策や客観的に親子が置かれている状況の分析を行ったうえで、カウンセリング本番に50分間フルで、解決策やご相談ができるようになっています。

そういえば私が行ってきた相談は、状況説明も手短にお話し、あまり時間もない中で話していたり、悩みを書こうにも問いが素っ気なく欄が小さくて、短文になってしまったり…ということも多かったです。

それに、なかなか子育て中の親子に、専門的な心理学の知識をもった方からアドバイスを受けられる機会って、これまであまりなかったのではないでしょうか。

また、佐藤さんのカウンセリングでは終了後は詳しいまとめや資料を送ってもらえメモが不要のため、相談内容に集中できるところ、子育て協力者とも共有できるところも、素晴らしい対応だと思いました。

我が家がもらった指摘とアドバイス

今回私が相談したのは、あっくんの「自我の強さと、弟への嫉妬、自己主張が強く家庭内のルールを親に都度交渉してくる」という点でした。

これに対しては、我が家のあっくんのような「粘り強く、感覚が過敏気味で、気難しい」タイプは、家庭内で明確なルールとその一貫した運用をすることで、本人も納得がしやすくなると教えていただきました。私は特にここが目から鱗が落ちる思いでした。

これまで「本人が意志の強いタイプだし、押さえつけたりせず、本人の意志を尊重しよう」と努めてきましたが、それがかえって一貫性のない対応となることがあり、不明確さや交渉の余地を与えてしまっていたのですね。

もちろん、本人の意志を尊重することも、ルールを守ることも大切なので、ルールを作成する際には「本人の考えも取り入れながら、子供と作る」ことも勧められました。

また、これまで下の子のケアが中心となり、上の子との愛着関係が今は弱まってしまっている状態のため、傾聴や上の子との時間を意識的に取るなど、愛着形成を促す様々な行動も教えてくださいました。

アドバイスの中には、育児書や自己啓発本で読んだり実行している「つもり」になっていた内容もあります。でも肝心なのは、この「できていたつもり」になっていた部分です。

私がこうしたカウンセリングやアドバイスを有益だと思った一番のポイントは、「自分のできていること/できていないことを第三者の専門家にジャッジしてもらえること」でした。ここに、わざわざ専門の方に意見をもらう意義があります。

本や動画から吸収できることも多いですが、行き詰った際には、現状を洗いざらいお話しできる専門家からアドバイスをもらうことが、事態を打開するには非常に有効だと感じました。

おわりに

「本を読んで実行しても、園の先生に聞いても、保健師さんに聞いても、解決しない…」そんな悩みを抱えている方には、是非おすすめしたい相談窓口です!

佐藤さん推しとなってしまいますが、穏やかで温かい人柄、そして親子の心理とアドバイスに長けた充実した相談ができます。たくさんの相談経験から、きっと自分にぴったりの解決策を提示してもらえます(*^^*)

さて、相談から1か月ほど経った現在のあっくんですが、疲れたり不機嫌になると我の強さが悪い方向にでてしまったりもします。

が、下の子りっくんの転園で私との時間が取れるようになり、保育園の送迎にもついてきてもらって安心したのか、だいぶ私との愛着関係に自信をもってくれているように思います。

そしてそれとともに落ち着いてきました。荒れている時でも、私の言葉をわりと冷静に聞いて、後からでも直そうと努力してくれるようになりました。

また、4月に入り子供二人の通常保育が開始したところで、佐藤さんが主宰する「ポジ育クラブ」に申込みました。

ママの心のケア『ポジ育クラブ』のご案内 | 30日間・行動改善プログラム|育児相談室・ポジカフェ

ママが自分の心をケアするための、少しマニアックな認知行動療法的アプローチがメールマガジン形式で配信されるというものです。「ママの心が安定していることで、よりよい育児につながる」という考えの下、週一の配信を選ぶと約1年、毎日の配信を選ぶと約2か月で終了します。

後半では子育てに役立つ心理学も紹介されます。

私は余裕をもって週一の配信とし、自分の苦手なストレス対処について、今後じっくり取り組んでみたいと思います\(^o^)/

今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました!
この記事の情報が、子育てに悩む方のお役に立てることを願っています。

あっくんとの向き合い方を考え直した、本記事の続編です↓↓↓

2022年4月15日家事・育児二人育児,療育

Posted by みう