療育センター通いが終了!療育グループを卒業後は3月に再診があります。通年で通った感想をまとめてみました。
先日、一年近くお世話になった療育グループが最終日となり、就園のため卒業となりました(*^^*)
りっくんの喘息や電動自転車通いの時期もあり、お休みが増えたりもしましたが、なんとか最後まで通えました。
今回は、療育センターに年度の前期・週1、後期・月2で通った感想をお話したいと思います!
療育センターに通いだした経緯
こちらの記事にも書いたのですが、下の子りっくんの癇癪が激しく、外でもひっくり返って怒ることが多かったため、療育センターの保健師さんに相談したことがきっかけでした。
この相談の際には大きな問題は見られなかったのですが、お友達とのやり取りや集団生活を学ぶため、週一で療育グループに参加することになりました。
その後、療育グループのスタッフさんの勧めと療育センターの初診の結果を受け、年度の後期も月2回、就園前の子が集団生活に慣れるための療育グループに参加していました。
療育センターに通った後できるようになったこと
りっくんは年度の途中から満3歳児入園をしていたことが非常に大きいと思うのですが、一年度の療育センター通いが終わる頃(3歳半くらい)には、以下のことができるようになっていました。
- 大人の指示を聞いて、それに合わせて動く(ダンスや工作など)
- 外で手を繋いで歩く
- 買い物先でひっくり返ったり、無茶な要求を言わない
- 「貸して」「どうぞ」のやり取りができる
- 自分なりの言葉で意思を伝える
- 座ってお話が聞ける
通い始めの頃を思うと目覚ましい進歩です!!
でも基本的には、ご機嫌の良い時ですね(^^)ここはどんな子でも仕方のないところです。
週一くらいの療育センター通いについて思ったこと
子供の変化について
正直、通ったからといって劇的な変化が見られるかというと、そこは疑問です(^^;)先ほども言ったように、りっくんは満3歳児入園をして、親から離れて集団生活をしていた影響が大きいと思います。
療育センターに行った際の歌やダンス、絵本の読み聞かせや工作などの取り組みに参加するだけでなく、自宅でのママやパパの発達への理解や声かけも必要だと思いました。
また、保護者がいない状況で集団生活を送るという経験は、就園後にしかできません。入園してみないとどういう風に周りに馴染んでいくのか、療育グループだけでは分からないところです。
そのため、療育グループは保護者が子供の気性との関わり方を学ぶ場所と理解した方が良いかなと思いました。就園先にも特性を注意事項として伝えやすくなります。その中で、子供が集団生活や取り組みに慣れていけたら良いですね(*^^*)
児童発達支援を利用できる状況であれば、診断書や意見書等を用意し役所で受給者証の手続きを行い、児童発達支援事業所を利用してみることもおすすめです。支援のプランナーとも言える相談支援事業所も活用しましょう。
療育センターに対して
保護者が療育センターに来る動機も、「保健センターや園に指摘されて仕方なく」や、「子供の発達で気になるところがあり、良くしてあげたい」と思う人など、様々です。
そうすると、「療育グループに参加してみたけれども、良くなったのかは分からない。気性の難しい子を連れて決まった時間に参加するのは大変」と感じ、足が遠のくことも考えられます。
そのため、せっかく療育グループを開いて保護者も通っているのですから、発達や声かけに参考となる本を1冊くらい勧めたり、就園先について幼稚園/保育園、私立/公立の別など地域の特徴を伝えて、選択肢をもっと広げてあげると良いなぁと思いました。
また、保護者には、先にも述べた「療育グループは子供の気性との関わり方を学ぶ場所で、就園先にも注意事項として伝えやすくなります。その中でお子さんが集団生活や取り組みに慣れていけたら良いですね」というような、療育グループに通うことの最終目標を明確にしないと、なんとなく行っているような状況では、なかなか続かないと思います。仕事をしている方なら、なおさらです。
おすすめの本
ちなみに、私の読んだおすすめの本は、本のタグでまとめているのですが、ここで特に子供への関わりや声かけを易しく説いたこちらの本をおすすめしておきます(*^^*)
また、こちらはりっくんのように、「保護者も先生も少し発達や反応の仕方が気になる子」の特徴を、タイプ別にまとめた本です。
幼稚園や保育園の先生に向けて書かれたものですが、難しい子の対応の仕方と、その子供本人がどう感じているのか・どう世界が見えているのかが分かりやすくまとまっていました。
おわりに
ちょっと療育センターにケチを付けるような書き方になりましたが(^^;)決してそんなつもりはありません!!!
りっくんの発達の相談や伸ばし方、就園先の相談にのってくださったこと、本当に感謝しています。療育センターのスタッフの方々に関わってもらえて、本当に助かりました。
療育グループの先生のタイプにもよると思いますが、積極的に関わってくれる人/こちらから働きかけると返してくれる人、様々です。
積極的にコミュニケーションを取って、親身に相談にのってもらえるような関係を目指すと、実りある療育センター通いになると思います。自分たちの力でも、前進を目指しましょう!
また3月に再診があるので、どんな指摘があるかドキドキなのですが(^^;)就園の環境も整えたし、当面は子供の発達に寄り添って過ごすと決めたので、あるがままを受け入れていこうと思います!
りっくんの満3歳児入園後の転園に関する話はこちらです(*^^*)同じような状況の方の、参考になれば幸いです。
3月の再診の結果はこちらです↓↓↓