公立保育園で「発達援助」事由として対応してもらっていること

家事・育児療育

幼稚園の椅子が並んでいる様子
出典:Pixabay

今年もあと1か月ちょっと。

振り返ってみると、「発達援助」事由で年少から保育園に入園した下の子りっくんは、慣れてからはほとんど大きな問題もなく過ごしていました(*^^*)

それでも先生がご配慮くださったり、おそらく「発達援助」事由だから細かいところまで見て対応してくださっているのかな、と思う場面は多々ありますm(_ _)m

もちろん今の担任の先生が、非常に子どもの気持ちに寄り添ってくれる方々ということもあります。

今回の記事では一例として、りっくんが今の保育園でどんな個別の対応をしていただいているかを、ご紹介したいと思います。

年度内の目標を一緒に立てる

以前の記事でも書きましたが、年度内の発達の目標を最初の個人懇談で立てました。

自宅の様子や園の様子を先生と話し合い、「園や家庭でこんなことができるようになると良いな、この部分を伸ばしたいな」と話し合いました。もちろん、絶対に達成しないといけないものではありません。

おおむね達成できていたので、私は秋の個人懇談でご報告し、「今後言語面を伸ばして、自分の感情や困っていることを言葉で伝えられると良いね。そこを言語訓練を受けながら様子を見ていこうね」とまた次の展望を話し合えました(*^^*)

シャワーは足元から慣れさせる

夏の時期に、汗を流したりプールの慣らしとして温水のシャワーを浴びるのですが、りっくんは当初嫌がっていました。

その場で聞いても理由が分からなかったため、先生方が私に伝えてくれたのですが、帰宅後聞いてみると、

かおに みずがかかるのがイヤ!

とのこと。翌日先生にそれを話し、足先からゆっくりシャワーを慣らしてもらえないか、お願いしました。

「なるほど!!」と快く引き受けてくださり、少しずつ水に慣れ、プールを楽しめるまでになりました。

言葉がまだ苦手なので、怒っている原因を探る

りっくんは人見知りな性格もあり、未だに先生方にもニ語文で話すことが多かったり、困っていてもモジモジしていたりと、黙りがち。

うまく伝えられず、怒って泣いてしまうこともしばしば。

そういった時に根気よく気持ちを聞き出してくださり、言語化して、どういう状況で短気を起こしていたのか、どういったトラブルがあったのか、お迎えの時にお話してくださいます。

日差しを眩しがるので、朝は事務室預かりのことも

これは最近のことですが、秋〜冬になると太陽の位置が低いため、日差しが眩しくなりますよね。

そのせいか、「まぶしい〜」と特に朝、登園後に外で遊ぶのが嫌なようなんですʕ⁠´⁠•⁠ ⁠ᴥ⁠•̥⁠`⁠ʔ眼科に行きましたが異常もなく、本人的には日差しが気になる様子。

眩しくない場所で遊ばせたり、保育室の外から見える位置で本を読ませてもらったりしていました。

何日か続いたある日、先生に「事務室で預かることもできるし、その方が何かあった時が対応しやすいかも!」と提案いただき、本人が眩しがって外遊びを嫌がる時には、事務室で預かってもらうことになりました。

基本的にりっくんが通っている公立保育園では、体を動かすためと、朝の保育者の少ない時間に目が行き届くよう、外遊びに誘い出します。

「発達援助」として、発達がゆっくりだったり、感覚が少し気難しいところがあるとご理解いただいているからこその対応かなと思われ、非常に有り難かったです。

今後の見通しを伝えたり、気持ちの切り替えを理解してもらえる

担任の先生が、今後の見通しについてよくクラス全体に「時計の長い針がここにきたら、○○するよ」と、次の予定を伝えてくださっています。

それによってりっくんも、時間に合わせてお片付けをしたり、やることを変えたりできているそうです。

また、りっくんが特にお気に入りのブロックでせっせと作った作品は、「お昼ご飯まで、飾っておこうね。その後は片付けるよ」と期限を決めて残してくださっているそうです。

それによって本人も満足し、気持ちの切り替えを学んでいます。

おわりに

今のクラスの担任の先生方が、かなり子どもの気持ちに寄り添う方針で保育をされているのもあり、りっくんに個別の対応をしてくださってはいますが、りっくんへの対応もその一部に近い感じがします。

とはいえ、個人懇談でじっくりお時間を取ってくださったり、激務の中「いつでも時間を取ってお話できますので、遠慮なくおっしゃってくださいね!」と言ってくださいます。とにかく親子の気持ちに寄り添う姿勢は脱帽です。

来年度、年中に上がった時には先生がかわるので今からそれが心配ですが、少しずつりっくんに伝えながら、新しい担任の先生と親子で乗り越えていかないとですね(T_T)!

転園時のお話はこちらです↓↓↓

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Posted by みう