地域療育センターに相談してきました!子供の発育・発達をプロと振り返られました

2021年4月24日家事・育児療育

カウンセラーに相談する女性
出典:いらすとや

以前下の子のりっくんに泣かされたという記事を書きました(^^)

一番ひどい状態とはいえりっくんが荒れ狂ったあの一件の後、私は2日ほど気分が落ち込み、「どう接していったら良いのか、どう伸ばしてあげたら良いのか」、ずっと悲しい気持ちを抱えていました。

可愛かったりっくんが、急に知らない存在に感じられ、もし何かあった時に私はきっと専門の方に相談しなかったことを後悔する、そう思いました。

私自身、療育センターはハードルが高く感じていたのですが、自分も含め家系的に短気な人が多いこと、それによって大変な思いをすることがあるので、よく調べてもらおうと決心しました。

地域療育センターでの聞き取り

療育センターというのは、主に障害や発達の遅れのある子どもに対して、それぞれに合った治療や教育を行う場所のことですが、その形態は様々です。

保健センター等からの紹介や、個人からの相談も受け付けており、今回私は後者でした。

今回の我が家の場合は、まずは子供を遊ばせながら相談室で保健師の方による聞き取りでした。私が訪ねた療育センターは、お部屋の作りも明るく、子供が遊ぶお庭も楽しそうな滑り台がありました。

りっくんの出生前・出生時・出生後の健診ごとの経過から普段の遊び方に至るまで、本当に優しく丁寧に聞き取ってくださいました。療育センターの保健師さんなら事例もたくさんご存じだと思い、安心してお話ができました。

聞き取りの結果・教えてもらったこと

特に収穫だったのが、「りっくんの心身の発達は、実月齢より6か月くらいゆっくり」なのだろうということ。

見た目はとても体格が良く、発育・発達の良さそうな子なのですが、伝い歩きやひとり歩き、言葉の出始めた時期を考えると、実月齢ー6か月くらいで見てあげるとちょうど良いそうです。同じ学年でも、生まれた日によって12か月未満の差はあるので、問題のない範囲と説明されました。

それには親も納得!!「見た目は大きいのに、なんだか幼い感じ…(可愛いんだけど)」とずっと感じていたのです(^^;)かなり前から3歳児くらいの体格はあるので、実際の月齢からー6か月するなら、より一層幼い印象が際立ちますよね。コナンくんの逆だわ…。

また、物を投げて怒りを発散させる子には、一時的な対策として「投げても周りが痛くない、柔らかいボールなどを怒った時にさっと出す」という対策も教えてもらいました。「物を投げたらダメ!」と教えますが、確かに物を投げることでしか発散させられない子に、「怒らない!投げない!」なんて言っても、小さい時は酷ですよね…。

結局、すぐに診察や検査などの必要はなかったのですが、週一回のペースで幼稚園の満3歳児保育が始まる前に療育グループで遊ばせたりして、同じくらいの子との触れ合いや、やり取りを学ぶ機会を設けましょうということになりました(*^^*)その中で精査すべき傾向が見られたら、小児科医による診察などを含めて調べましょうと。

りっくんは何せ短気…。幼稚園の満3歳児保育が始まったら、一体どれだけの親御さんに謝ることになるやら…と思っていた私は、本当にホッとしました。

おわりに

最初は私自身も、「もしかしたら大げさかな」とか、「『大したことないんじゃない?』と思われそう…」と思い、「どうしたらりっくんを育てる難しさが伝わるだろう…」と心配でした。

療育センターを気楽に利用して良いとは思いませんが、ママが「ちょっと育てるのが難しい…」「どう育てたら/接したら良いか分からない…」「園からよく注意を受ける…」と感じるなら、まずはお住まいの地域の保健師さんや療育センターに相談してみると良いと思います。

今回上の子のあっくんの困った気質についても少し相談してみたのですが、上記に挙げたような状況が療育センター相談の目安になるようでした。あっくんは当てはまりそうになかったものの、「お母さんが辛いと思ったら、無理しないで相談してね。お子さんを見ながらお話させてもらうから。」と付け加えてくださいました。

意外な効果2つ

あと意外だったのが、パパと一緒に行って良かった!これは心底思いました。

何が良かったって、保健師さんの接し方・声かけ例に対するパパの反応が良かったのです!やはりプロだと耳を傾ける気になるのかな(・o・;)

一人より二人の方が、ひとつの質問に対しても色々な角度からの回答ができますし、パパもりっくんの行動を問題視していたのだと、改めて分かりました。パパにとってもプロから子供の発育・発達に関する話をじっくり聞くことができ、有意義だったみたいです(*^^*)

それと、新型コロナの影響や感染症を避けるため公園遊びばかりだったりっくんですが、何やら今回のことで「保健師さんや外の大人の人にも褒めてもらいたい!」というような、自立心のようなものが芽生えたように思います。

家に帰ってから急に、自分でお風呂上がりのお着替えをしたがったり、お片付けを積極的にしたり、お野菜を食べたがったり。「私たちの話、分かってた??」と思うくらい、自発的な変化が見られました。

「お兄ちゃんがいるから、家で物の貸し借りなどは学べるかな…」と思っていましたが、室内で他の大人や子供と距離近く接することは、とても大切なのだと改めて気付かされました。

ちなみに近所の小学生のお兄ちゃんも、「言葉が出るのが遅い」ということで療育センターに一時期通っていたそうですが、今ではすっかり元気に小学校に通っています。

今回私がご相談した療育センターの方から感じたのは、「療育センターも、親も、その子の発育・発達を喜んで共有しよう」という姿勢でした。

「適切なケアを親子共に受けられる」という点はどこの療育センターも同じかと思いますので、保健センターの方から相談したり通うことを勧められても、あまり躊躇わず利用されると良いかな、と思いましたm(_ _)m

療育グループの初回記録はこちらです!

初めての受診の際の様子はこちらです。

2021年4月24日家事・育児療育

Posted by みう