トイレトレーニングってどうやるの?時期や進め方は?我が家のやり方とトイトレグッズまとめ
トイレトレーニングとは
トイレトレーニングとは、今までおむつを履いていた幼児が、排泄のタイミングやコツを掴み、いずれパンツで過ごせるようになるための訓練です。
トイレトレーニングは特に一般的な進み方に目がいきがちですが、私は子供の発達や性格に合わせて、うまくいってもいかなくても良いと思っています(いきなりか 笑)。
というのも、我が家の上の子は、トイレの仕方を教えたものの、長らくトイレを嫌がりおむつで用を足し、入園前のある日突然、「ぼくおにいさんパンツはく!トイレでする!」と宣言して、その通りそれからはトイレでするようになりました。あんなに必死にならずに、一通り教えたら本人の意思に任せれば良かった(^^;)
しかし最近、風邪を引いた拍子に「寝る時はおむつが良い…」と言ってそれからおむつを履いて寝るようになりました。でも、それでも良いかな、と思っています。
一時期はパンツで夜も寝ていましたし、朝起きてもおむつではおしっこをしていないので、寒くなって布団の乾きも悪くなってくる時期に頑張らなくても良いかなと。
(後日談はこちらの記事↓↓↓)
ちなみに、うんちはまだトイレではできません。こちらはかなりデリケートな問題のようなので、「ほんとはトイレでできると良いんだけどね〜」と話しながら、おむつでしています。後日談はこちら。
我が家ではこんな感じのゆるいトイレトレーニングですが、よろしければご一読ください。
トイレトレーニング開始の目安
開始の目安は、以下の通りです。トイレトレーニングは薄着の春から夏にかけてすると良いと言われます。確かにその通りなのですが、まずは下のように条件が揃っていないと、なかなか自宅ではうまくいきません。
- 自分で歩くことができ、体勢を崩さない(1歳半頃から)
- 「うん」「いや」などの意思表示ができる
- 「ちー」「ちっち」の言葉が出る
- 1時間以上おしっこの間隔があく(おむつをこまめにチェックして計る)
- 親が気長に付き合ってあげるだけの余裕がある
昼と夜のおしっこの仕組みや量・対策について、ムーニーのこのサイトが分かりやすかったのでご紹介します(*^^*)この仕組みが分かっているとトイトレにも役立ちます。
おねしょ以外にも便利!熟睡対策に夜用おむつで昼夜の使い分け-おむつのムーニー 公式 ユニ・チャーム
トイレトレーニングの進め方
ここでは、トイレトレーニングの進め方について、順を追ってお話します。
トイレに興味を持ってもらう
まずは「トイレって何をするところなんだろう」「ママやパパはそこで何をしてるんだろう」と興味関心を持ってもらうことからです。
導入にはトイレのことを扱った絵本だったり、動画やテレビ、我が家は毎月届くしまじろうで刷り込んでいました。
子供がトイレに入っても良いように、掃除用品や触られて困るものは片付け、(そこそこ)清潔にしておきましょう。
補助便座に座ってみる
次は、「座ってみる?」と聞いて、本人が乗り気のようなら補助便座に座らせます。
下が見えて怖がる子もいるので、ズボンやおむつをして/外して座るかは様子を見ながらにしましょう。我が家はこのようなシンプルな補助便座を使っていました。
前に取っ手があると子供がつかまりやすいようで、上の子は安心して握っていました。特に男の子は片手で押さえながら前傾姿勢にするとはみ出しません。
取っ手が横についているタイプもありますが、上の子はそれでは少しつかまりにくいようでした。姪っ子には合っていたようですが、これは性差や好みがあると思います。
補助便座の裏に付いたネジが、便座に当たって傷つけることもありますので、後で取り外せるようなクッション材を自分で当てると安心です。
ただ、補助便座を選ぶにあたって、O型の丸い補助便座は、男の子は特に前に出るためはみ出がちです。上のタイプのように、前後に長いタイプがおすすめです!
1時間おきに誘ってみる
トイレに行くのにあまり抵抗がなくなったら、まずは朝起きてからや日中1時間おきにトイレに誘います。おむつでしてしまっていても怒らず、「次はトイレでしてみようか!」と明るく話しかけて、子供の気分が乗りそうならトイレに座ったりおしっこをする真似をします。
また、時間だけでなく、本人から教えてもらえるよう、「おしっこしたくなったらトイレに行こうね!」と都度話しかけておきます。
そして、この時期から「おにいさんパンツ」「おねえさんパンツ」への憧れを、絵本や教材で高めておくと良いと思います。「おむつから卒業した、おにいさん/おねえさんがはけるパンツ」として、3層のトレーニングパンツを好きな柄で用意してみましょう。このようなものです。
3層だとチョビ漏れなら吸収してくれて、分厚すぎず私はちょうど良いと思っています。
また、我が家では百均で小さなシールを用意して、可愛いカレンダーを壁に貼り、トイレに行けたら日付の枠内にシールを貼るという決まりにしていました。シール作戦が通じる子は多いです。カレンダーは印刷できる無料のサイトがあります。
大きくなると月日の感覚も分かって良いですよ。動植物の図柄が多く、親も子も好きな題材かと思います。
そして、停滞期もある
自宅でのトイトレがスムーズにいったケースというのは、このあたりで自分から尿意を感じ、親に伝えて行くようになります。そうすると安心してパンツを履かせられます。先の3層のトレーニングパンツから、あまり分厚くないタイプのものも選びやすくなってきますね。
日中の自宅をパンツで過ごしてみたり、外出の時間を短くしてトイレの行きやすいところを選ぶ、着替えを必ず持って行くなどの準備は必要です。
しかし、ここで「トイレに行かずに、おむつでしたいな…」と思う子もいます。トレーニングパンツを履かせてみても、今までのクセでそのまましてしまうかもしれません。
私はトイレでの仕方が一通り分かっていれば、「何がなんでもトイレでしなさい!」と言うのではなく、「トイレでした方がおにいさん/おねえさんみたいでかっこいいけど、してみない?」と誘って、だめなら「そっか、また今度してみようね!」と軽く引き下がった方が良いのではないかなと思います。
トレーニングパンツを履きたいかどうかも、何回か失敗を繰り返した後で本人に選ばせ、無理矢理トイレに行かせるよりも、近所のお友達や子育て支援センターのお友達の話を聞いたら、「○○ちゃんおしっこトイレでしてるんだって!すごいね!」と一言話しかける。※子供の比較はしません
あまり頻繁でしつこいのもいけませんが、こうすることで子供にも、「どうやらおしっこは、トイレでしないといけないらしいぞ」ということを少しずつ覚えてもらいます。
園に入れば周りのお友達や先生に促されて、大抵びっくりするほど自主的にトイレに行くようになります。
我が家の便利グッズ
ここでは、先の補助便座に加え、我が家で実際に使っているトイトレグッズをご紹介したいと思います(^^)
踏み台
子供が自分で昇ったり、補助便座に座って足を置くときに必要になります。
片足ずつや両足を揃えて置くタイプよりも、男女両方に使え安定しているので、少し場所は取りますがこの踏み台がおすすめです。ネーミングが面白いですよね(笑)。
ルック まめピカ
これがあると、ちょっと補助便座が汚れたりトイレが汚れた時にトイレットペーパーでさっと拭けて、ストレスが軽減されます。出しっぱなしでも良いデザインが可愛いですね。
ハッカ油スプレー
最近使い始めました。おしっこが床に垂れて拭いても、匂いが残らないか少し気になりますよね。このハッカ油スプレーを使って仕上げ拭きをすると、ハッカの匂いですっきりします。
折りたたみ式の便座
外出先や祖父母宅で簡単に広げられて、おすすめです。上の子はフクロウの顔が気に入っています。しっかりしているので、補助便座の2つ目として2階のトイレ用、ということもできますよ。
車用おまる
トイトレでおまるを使うと、おむつ→(おまる)→パンツとなり、ワンクッションある分移行が大変かと思って使用していませんでした。
でも外でのトイレを上の子が嫌がったため、車での移動が多い我が家はおまるを購入し、後部座席でさせることにしました。
結果遠出でも安心になったことと、新型コロナで公共のトイレへ行くのが気が引ける時にも活躍してくれました。
おまるの容器には、手提げ付きのビニール袋にキッチンペーパー4枚を入れセットすると、そのままおむつゴミのように処分でき、おまるを洗う必要もないので、おすすめです。
(男の子用)おしっこパット
男の子って自分で押さえてしないといけないのですが、それが思わぬ方向に出たりするもの。
このパットを便座を上げた縁に貼り付けておけば、すき間からの飛び散りを防げます。汚れてきたら交換すれば良いので、気楽です。
トイレトレーニングは特にグッズが色々ありますね。個人的に育児グッズは見ているだけで楽しいです(*´∀`*)
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下の子のりっくんのトイトレを開始したので、その経過を随時更新しています(*^^*)
夜のおむつ事情についてはこちら。
おねしょ布団の片付け方についてはこちらを参考にしてくださいm(_ _)m