片付け・収納が苦手?コツを知って片付けを習慣化しよう!

2020年11月12日家事・育児掃除・片付け・収納

片付けが苦手な女性

みなさんは片付けや収納が得意ですか?不得意ですか? 私はわりと得意な方なのかな、と思います。でも、先の「ながら掃除」の記事に書いたように、ほどほどです。普段は家族がよく使う物がどうしても出ますし、そちらの方が家族には便利だと思うからです。

しかし正直、動線をつぶしたりゴチャゴチャした状態だと、自分でも「どうにかしたい!」と思いますよね。それが片付けの始め時だと思います。必要に迫られないとなかなかやれません。

片付けに効果的な方法はあっても魔法はないし、自力で片付ける習慣をつけないと、何度片付けても/片付けてもらっても元通りになってしまいます。

今回は、片付けが苦手な人の癖を把握して、片付ける習慣をつけるにはどうしたら良いのかを一緒に考えていきたいと思います(*^^*)

幸い、私の周りには実家の母と我が家のパパという、わりと片付けが苦手な人がいます(^^;)この二人の行動を念頭に置きつつ記事を書きたいと思います。二人ともごめん(笑)。

片付けが苦手な人の特徴

私が思う「片付けが苦手な人の特徴」です。物が散らかってしまう人には、先に挙げた二人でなくても、このパターンが多いなぁと感じます。

物が捨てられない

「いつか使うかも」と思って捨てられないんですよね…。気持ちは分かります。でも、片付けで最初に取り組むべきことは、「不要な物を捨てる」。これに限ると思います。

それを置いておくスペースが十分にあれば良いと思うんです。でも散らかるということは、収納のキャパを超えているということ。であれば、ここ数年使っていない物や、具体的な活用方法が思い浮かばない物、年に1回しか使わない物は処分を検討しましょう。

誰か(パートナーや家族など)、自分の「○○の時に使うかなぁ」を一刀両断してくれる身近な人と整理すると良いと思います。

その日ばかりは、その人の言うことを聞きましょうね(笑)。

「収納グッズ」を買ってくる

これ、本当にありがちなんです。まず物を捨てないのに収納グッズを買ってくるから、目の前の物が箱に収まるだけなんです。見た目はすっきりしたとしても、もっと捨てるべきものがあるはずです。

物を少なくすれば、収納グッズを買って来なくても、これまで買ったケースやスペースに入るはずなんですよね…。使用の際の利便性を上げるのと、目の前の物を詰め込むのは違うんです。

元の場所にしまわない

おおらかで良いとも思うのですが…。物を元の位置に収めない。そうすると物が出る。散らかる。当たり前ですよね。身近な人を想定しているせいか、だんだん辛辣になってきました(笑)。

脈絡のない場所に置く

例えば、キッチンに洗面台で使う洗顔フォームの替えを置くとか。逆に、洗面台の下にキッチン用洗剤があるとか。そこで使うものをその場所の収納に収め、その許容量は超えないよう在庫管理をしましょう。そのためにも、同じ種類の物は一箇所にまとめて置くことが大切です。

また、安いからと言ってたくさん買ってくるのはNG。安くても、その数十円に家の収納を圧迫するだけの価値があるか、余裕があるかを考えましょう。

どう習慣を変えたら上手く片付くのか

基本的に上と逆の行動をとることなんですが、それに加えて、私が実際に行っている、自然と片付けや収納ができてくる習慣をお話します(*^^*)

いきなり違う習慣をすべて取り入れるのは難しいと思うので、一つに慣れたらもう一つという風に、少しずつ取り入れて行きましょう。

物を処分する=人に譲ると考える

「いつか使うかも」「捨てるのはもったいない」と思ってしまう人は、押し付けにならない範囲で、人に譲れそうな物は使ってもらいましょう。「これは他の人に使ってもらおう」と思うだけで、もったいなさが減ると思います。

フリマアプリを利用したり、リサイクルショップに持って行くのも良い活用法ですよね。

動線を意識する

動線の妨げになるので、床に原則物を置かない。置いて良いのはカラーボックスなどの収納棚のみ。これを意識してできるだけ死守します。

床に物を置きがちな人は、例外を作るとまたどんどん置いてしまう傾向があります。ウズウズしたり「めんどくさい!」と思うかもしれませんが、出した物は元の位置にしまう、物は収納スペースにしまう、このひと手間を堪えて頑張りましょう。

また、「この洗剤は洗面台で使う」「お菓子入れはここ」と物の合理的な居場所決めると、別の場所に取りに行く手間もなくなり、無駄な動きが減り効率的に動けます。

縦向きに収納する

収納の基本なのですが、物を重ねて置かずに、常に縦向きに置くことを意識します。

そうすると上から見たとき物が一目瞭然。物の一覧ができた状態です。そうすると、わざわざラベリングなどをしなくても、物の特徴が見え位置や在庫が把握できます。

物の向きを揃える

あまり神経質になりすぎてもいけませんが、しまう時に真っ直ぐにしまう、他の物との間を少し空けて置くということを意識すると、自然と置いてある物がきれいに見えてきます。今日からでもできます。見せる収納の基本になる習慣です。

家族の生活や性格に合わせる

これまで色々なルールをご紹介してきましたが、あまりストレスを溜めないためにも、家族個人のスペースとみんなのスペースを分けて守ってあげるということも必要だと思います。

先に挙げたルールはあくまで「家を片付けたい人のルール」。家族みんなが同じ気持ちでいるとは限りません。強要すれば嫌になるし、協力してもらえなくなるかも。

そのため、「みんなのスペースは守ってね、あなたのスペースはあなたのルールで良いから」という形で運用すると、家族にも協力してもらいやすくなります。

我が家のパパは、物をグシャっと入れたり、上から入れたり、断捨離をするまで物を捨てなかったり…なのですが、共用スペースに関しては私のルールを守ってくれています。不機嫌になるからかな(笑)。

本人のルールと違うので、きっと気を遣うしストレスも溜まるよなぁと思うので、自分の着替えをしまう場所や、部屋は本人の好きにしてもらおうと思うのです。あまりに散らかってきたら「片付けようか?」って言いますけどね(笑)。

おわりに

お気付きの方もいるかもしれませんが、整理収納アドバイザーは私の興味のある資格の一つです(*^^*)今は自己流ですが、プロとなるとどんな収納をするのか、知識があるのか、学んでみたいなぁと思っています。

私は片付けや収納の得手不得手は習慣によるものだと思っています。私も大学生まで、自分の部屋はそこまで片付いていませんでした。むしろ散らかっていました。きっかけは社会人になって一人暮らしを始め、イチから自分の生活を作り管理し始めたことだったと思います。当事者意識がそうさせたのだと思います。

実家の母も、新しい家に移るタイミングで断捨離をし、それから物を増やさない生活を心掛けているそうです。それでも物は少しずつ増えているのですが…(笑)。

家を片付けたり収納する決意が固まったら、今回お話したポイントを一つまた一つと、できるものから実践する。そうするとすっきり片付いた状態が気持ち良くなり、だんだん身に付いてくると思います。

みう

気持ち良いって、何でも習慣化するのに必要な感情だと思います。
クセにして、すっきり片付いた家を目指しましょう!

私が配置替えや模様替えの際に気を付けているポイントはこちらです(*^^*)

2020年11月12日家事・育児掃除・片付け・収納

Posted by みう