喘息の子供はどんな生活?お休みは多いの?〜非アトピー型の喘息の場合〜
更新に間が空いてすみません!一緒にブログをしてくれているはるまめさんが更新頻度を上げてくれて、有難い限りです…。
冬の時期は子供がひっきりなし風邪を引きますね…(^^;)ようやく下の子の喘息の状態が落ち着いてきました。また新しい風邪をもらった様子でもありますが(泣)…。
さて、今回は、喘息(といっても軽いほう)と診断された我が家の息子たちとの生活を、少し振り返ってみたいと思います。
ちなみにこれまで喘息の診断は下の子だけでしたが、上の子も風邪を引いた後に朝晩の咳が長引くことがあり、喘息の診断を受け同様の対応となりました。
この記事では、体を休める目安や普段の我が家での対応をご紹介します。お子さんが小さい時に喘息となったご家庭の参考になればと思います。
なお、我が家の息子たちは、今のところアレルギー性の喘息ではなく、感染症が原因となって気管支が荒れ、喘息の症状が出ます。
そのため、日常の中で特定のものを避けるといったことは特段ありません。新型コロナのことがあるので、人の多い室内は基本的に避けるといった感じです。
そもそも喘息とは?
ネブライザーの紹介記事でも書きましたが、
喘息(気管支喘息)のもとは気道の炎症
喘息の人の気道は、症状がないときでも常に炎症をおこしており、健康な人に比べて気道が狭くなって空気が通りにくくなっています。炎症がおこっている気道はとても敏感になっていて、正常な気道ならなんともないホコリやタバコ、ストレスなどのわずかな刺激でも狭くなり、発作がおきてしまいます。 喘息の治療は、発作をおこさないための気道炎症の治療が中心となります。
引用元:喘息(気管支喘息)ってどんな病気? | チェンジ喘息!なるほど ぜんそく.com
発作と言うと、倒れ込んだり顔が真っ青になって苦しそうな様子を想像しますが、朝晩の咳込みが続いたり、 喘鳴(ゼーゼーという息を吐く時の雑音) も喘息の症状のひとつです。
なるべく気道の炎症を鎮めるように、飲み薬や吸入を行って治療や生活をしていきます。
我が家の息子たちの様子と生活
喘息を持っているとよくあるのですが、風邪を引いた後や気温が低かったり、季節の変わり目は、朝晩に咳き込みや喘鳴(ゼーゼー、ガリガリという息を吐く時の雑音)が出やすくなります。
加湿はもちろんのこと、本人が苦しくなければあまり心配することはないのですが、咳込みが止まらなかったり喘鳴の音が大きい時には発作時の吸入を行います。
我が家では朝の咳込みや喘鳴が激しかったり、ご飯を食べて準備をしている時も出るようなら、園を休ませています。
朝起きてすぐは、体が本調子でないため喘息の症状は出やすいです。同様に夕方も体が疲れてくるので、また症状が出ます。間の日中も咳込んだり明らかに喘鳴がするようだと、「体に負担がかかっているんだな」と考え、園は極力お休みします。
そうすると、3歳の下の子は風邪を引いた後1日~2日は多めにお休みすることになります。それより小さい頃は1週間ほど喘鳴や咳込みのために吸入をし、公園は控えめにして自宅でゆっくり過ごしていました。
喘息持ちの子は夜中に咳込みだすとなかなか止まらなくなることもあるため、看病する人も寝不足になりますし、本人も体調が悪く不機嫌と、結構大変です…。咳をしていると本当に心配になります。
それでも、5歳になってから喘息と診断された上の子はそもそも風邪を引きにくくなってきました。3歳の下の子は、喘鳴や咳込みこそ長引くものの、熱を出さなくなってきて、発作時の吸入を自宅で行い、乗り切れることも増えてきました。だんだん強くなります。以前は二人とも風邪の度にひどい咳をしていたので、本当に大変でした…。
また、喘鳴や咳込みのない落ち着いた時期でも、医師の指示の下、夕方の飲み薬や吸入を毎日行う必要があります。
あとはなかなか難しいですが、バランスの取れた食事となるべくタンパク質を摂ってもらい、気道の荒れが少しでも良くなるように意識しています。
おすすめのネブライザー
さて、我が家が使用しているネブライザーは、こちらの物です。ジェット式で噴霧の細かさが粒子径5μm以下・噴霧の量もしっかりあり、非常に使いやすいです。
音はジェット式のためか大きいですが、下にタオルやクッションを敷けば軽減されます。
また、持ち運べる本体の大きさと取っ手、専用の持ち運びバッグがついており、簡単に手で持ったり肩に掛けたりできます。これは本当に大切なポイント。薬液を入れた部分を本体に引っ掛けておけるのも助かります。
秋から冬はちょくちょく風邪を引いて咳込みや喘鳴がするので、お出かけにもネブライザーが欠かせません。
子供もいつまでも家に居ても退屈なので、安静に過ごせるよう私の実家やドライブに行く時に持って行きます。
プラグ式ですが、吸入の時間としては5-10分なので、緊急時にはコンビニなどでコンセントをお借りしても良いかと思います。最初は元気そうなのに、咳込みや喘鳴が激しいこと、意外とあるんですよね(T_T)
小さいうちは動画やテレビなどを見せながら吸入すると比較的スムーズです。大きくなると嫌がったりする場面も増えてくるのですが、咳込みが激しかったり喘鳴がひどい時には、「吸入する?」と言うとOKしてくれます。本人も楽になるのが分かるようになるんですね(*^^*)
おわりに
寝ている時や朝晩、日中も喘鳴があるのに吸入を嫌がられると、気が滅入ってきます。
調子が悪い時は子供もわがままになりますしね…。長引きがちな喘息持ちの風邪は、軽度でも親も寝不足になったりして地味につらい日々が続きます。
でも先に述べたように、子供は必ず強くなってきますので、ある程度気を付けたら「出るものはしょうがない!」とどーんと構えましょう(*^^*)
吸入の薬でもしのげますが、咳込みや喘鳴が1週間近く続くようなら一度小児科に行って診てもらいましょうね!呼吸時の音を聴いてもらうことは、とても大切です。
もう年末年始のお休みに入るため、私も先日様子を見せがてら、発作時と普段の吸入の薬、飲み薬などをわんさか頂いてきましたm(__)m
咳込みや喘鳴がした時に慌てないためにも、喘息持ちの子は経過観察がてらお薬をもらっておきましょう!
今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました!子供たちが冬休みに入りますが、更新はまめに行いたいと思います(*^^*)