泣かされました(T_T)大変な魔の2歳児のかんしゃくと向き合う

2021年4月7日家事・育児二人育児,療育

泣いている女性
出典:Pixabay

ある日のできごと

我が家の下の子りっくんは元々気性が激しく、怒ると人をバシバシ叩く、引っ掻く、トミカやプラレールなどの重いものを投げる、ひっくり返る、唾を吐く…。これから満3歳児で幼稚園に入ったら揉まれるかなとも思うのですが、前からあったこの癖が最近ひどく、いよいよどう接したら良いのか頭を悩ませていました。

上の子が春休みに入って、自分が後回しにされるストレスもあるのかなとは思うのですが、先日は私に向かってあれこれ重い物を投げて、必死にやめるよう話しても聞かず…。テレビも壊れそう。春休み疲れもあり私はパニックになってしまいました。

あまりにパニクってというか収拾がつかず、仕事中のパパに電話をする始末…ʕ´• ᴥ•̥`ʔ

怖さを分かってほしいと思い軽くやり返すと、自分を守るためにさらにヒートアップし、カンカンに怒る…。ほとほと対応に困り、私が号泣していたので、なんと上の子のあっくんが「物を投げたらだめでしょ!ママ泣いてるよ!」と説教してくれました…。

すると、カンカンになっていたりっくんも落ち着き、お兄ちゃんのお話を聞いてくれました。

かんしゃくが強いことへの対策

お昼寝の時間で眠かっただろうし、もう上の子の春休みも終わるのでそれで落ち着くだろうとは思ったのですが、この気性にどう接してあげたら良いのか長らく悩んでいたので、早めに保健センターや療育センターなどで専門の方に相談してみようと思っています。もう予約も取りました(*^^*)

りっくんのこの気性を矯正したいというよりは、短気で損をしないように我慢を身につけたり、りっくんの特徴を知り、接し方や関わり方を勉強するつもりでお願いしました。

もちろん魔の2歳児ではありますが、この時期を過ぎれば終わりではなく、あっくんの性格もりっくんの性格も、良いところ難しいところも含め、この先も長く付き合っていくものだと理解しています。

また今回のことで、気性の激しい子には、言葉や力で押さえつけるというのは特にご法度だと思いました。

本人が怒りでコミュニケーションを取りやすいタイプである以上、「相手に気持ちを伝えたい/言うことを聞かせたい時は、怒って伝えれば良い」というメッセージを発しかねないからです。

話す時はなるべく落ち着いた声音で、「あなたが力任せにしても、自分の思う通りにはならないんだよ」という態度を静かに示さなければならないと感じました。

こちらの指示が伝わる時期になっていれば、少なくともりっくんは、泣いていてもこちらの言っていることを理解するようです。

私が子育てなどで参考にするアドラー心理学でも、怒りは「自分の意思を伝える手段として、本人が選ぶもの」として考えられています。最初聞いた時はよく分からなかったのですが、今回のことで理解が深まりました。

今朝は根気強く短い言葉で「今は先に食べてた食パンがあるから、新しいものは出さないよ」と話しかけたら、最初は泣き叫びながら机を強くバンバン!と叩いていたものの、最終的にはりっくんが折れて食べてくれました。

おわりに

この先もこんなことを繰り返して、私は肝っ玉母さんに進化して行くのかな…。

最近の上の子の様子を見ていると、下の子のわがままぶりや奔放ぶりを客観的に見て、上の子が「これは良いことじゃない」と思って反面教師で成長してくれるところもあるようですね。

私は、怒っても屈しない・大きな声で怒られるのをはっきり嫌だと言ってくれる上の子のおかげで、自分の怒るコミュニケーションの癖を反省できました。まだやってしまうことも多いのですが…。

また、下の子のおかげで、いけないことをしたらだめだと伝えなければいけないけれど、押さえつけるような言動では何も伝わらないということを教えてもらいました。

「神様は私の欠点を少しでもマシにするために、この二人を遣わせたのだろうか…」と思うくらい、息子二人は私に多くの教訓を与えてくれます。

理想や思想は自分の言動の指針になるので、良いと思ったものは採り入れつつ、自分に無理なく、子供と成長していきたいと思いました(*^^*)

地域療育センターに相談した時のお話はこちらです。

2021年4月7日家事・育児二人育児,療育

Posted by みう