パパの寝かしつけの難しさから見る家事育児共有・参加の大切さ
みなさんのお家のパパは、子供の寝かしつけってできますか??
我が家の場合は、上の子はママじゃないとだめで、下の子はパパでも◎。しかも夜中起きた時にママがいなくても平気です。パパの寝る主寝室に自分のお気に入りの布団があれば、寝る部屋が違っても寝られます。
なぜ、こんな差が生まれたのか?
本人たちの性格の違いももちろんありますが、一番大きな要因は、下の子の時はパパが寝かしつけをしないと家が回らなかった時期があったから。
一人目や二人目関係なく早い時期から、パパに授乳→寝るの1回分だけでも任せるのが家族のためには最良、と子供二人を育ててみて思いました。
今後「ママじゃなきゃダメ」なことが増えるとみんなが辛くなるし、育休復帰や近々共働きを目指すなら尚更、家事育児を「どちらでもできる」状態にしておくのが必須です。
今回は寝かしつけを例に、我が家がどのように過ごし、どんな結果になったかをご紹介します。最後には、家事育児の共有を楽にするアプリもご紹介します(*^^*)
寝かしつけに限らず、すべての家事育児は交代でやれるように・やる癖にしておくと、子供にも「パパが良い/ママが良い」とゴネられにくくなると思いますよ!
一人目の時の寝かしつけ事情
当時は私が育休中だったのと、自分でなんとか家事育児をやれたので、初期から授乳→寝かしつけも全てしてしまっていました。
今思えば、自分でやれたとしても、授乳→寝るの1回分だけでもお願いしておけば良かったと思います。土日のみや、どちらか片方の日に夜中代わってもらうだけでも。
上の子は元々神経質なところがあり、実際には難しかったかもしれませんが、子供が寝られても寝られなくても、1回分はやってもらう。
なかなか一人目の子の時は、パパ自身の親としての自覚や忍耐力が足りず、嫌な顔をされたりして頼みづらいかもしれません。
それに赤ちゃんが小さいうちは、ママは寝不足・疲労困憊で頭が働かず、パパに指示を出したり教えるのさえしんどい状況なんですよね。でもパパは言ってもらわなきゃ分からない…。ママが「自分でやった方が早い!」になりがち。
が、それでも!!説得してやってもらう方が良いと思います。「○LSOKでも24時間警備、一人でやってると思う??」って聞いたらやるんじゃないかなぁ(笑)。
理由は先ほど述べた通り。復帰や近々共働きを考えているなら、子供とパパの「ママじゃなきゃ」を極力減らした方が良いから。ここは特に話し合ってパパの協力を仰ぎましょう。
二人目の時の寝かしつけ事情
下の子が生まれてからは、上の子の寝かしつけに、しょっちゅう泣く下の子を一緒に連れて行く訳にはいかず、寝かしつけ時間頃に帰ってくるパパに下の子を預け、授乳(ミルク)→寝るの1回分を任せていました。
当時は、昼間上の子が園に行っておらず、私が昼寝をほとんどできなかったため、私は上の子の寝かしつけの時に少し寝て回復するしかない状況でした。パパが自分の寝る直前に私を起こして、下の子のお守りを交代していました。
(育休期間が長い職場の場合でも、一度復帰し上の子を保育園に預けた後、二度目の育休に入るという手もあります。その方が育休復帰の準備としては堅いと思います。が、復帰後、二度目の育児休業給付金を受け取る要件を満たしているか、育休に入った時に上の子の退園が市町村から求められないかは確認が必要です。)
この頃にはパパの方が下の子の寝かしつけのコツを掴んでいましたね(・o・;) 初めから布団に寝かせる、軽いタオルを少し顔に近付けてやるなど…。私がコツを教えてもらったくらいです。
生後3か月頃からは、私が上の子と下の子を同時に寝かしつけして、朝3時まで寝られることも増えていきました。まとまって6時間くらい寝られたので、かなり助かりました。
先にお話したように、未だに下の子はパパと二人きりでも寝られますし、夜中起きた時にママがいなくても平気。これは本当に助かります。二人とも「ママじゃなきゃ」に育っていたらと思うと、正直ゲッソリします(ヽ´ω`)
そのため、上の子と下の子が一緒に寝かしつけできるようになっても、意識的にパパに担当してもらう機会を作ったほうが良いと思います。
家事育児の共有アプリ
ここでは、家族での家事育児の共有を楽にするアプリをご紹介します。
ぴよログ
この育児記録アプリは、おむつ替えや授乳など日々のお世話記録が見やすく、不要な項目は見えなくしたり並び替えるなど、かなりカスタマイズできるところが気に入っています。各項目に詳細なメモも付けられます。
最近の我が家では子供の体調を記録し、受診の際の先生の指示なども入力。パパに子供の受診をお任せする時も、それを見ながら病状を説明します。こういうものがあると、パパも受診の時心強いみたいです。
今は体調管理の記録として使っている我が家の例です(*^^*)
ファミリーTODO
ゆくゆく子供とも共有できるような、シンプルで操作性の良いタスク管理アプリを探していたところ、こちらのアプリを見つけお世話になっています。
スケジュール管理ならTime Treeがおすすめなのですが、1つのアプリにあれもこれも詰め込んだり、機能を求めるとごちゃごちゃします。
他の家事の共有アプリはかなり細々入力できるものも多く、「家族と共有するには簡単で分かりやすくないと続かないよな…そもそも入力してくれないし」と思い、こちらに落ち着きました。
我が家ではこんな感じで使っています。家族のアイコンを設定したり、カテゴリ毎にタスクが分けられたり。リマインダーを個々のメンバーあてに時間設定できるのも便利です。
こうやって目でやるべきことが見えると、男性って理解しやすいみたいです(*^^*)
この日は子供二人を預かってもらい、「これだけ家のことをしたいから、夕方までは空けてほしい」とお願いしたところ、快く子供の相手を頑張ってくれ、とっても助かりました!!
ちなみに私は買い物メモは1つのタスクに書き、よく買うものは「バナナ✕」と常に残しておきます。「バナナ✕1」など数字が書いてある時はその数欲しい、書いていない時は買い物不要という意味です。
あと、急ぎでないものは「 キッチンペーパー」などと一文字分下げて書いたり、よく行くスーパーの売り場順に記載したり。何かとお互いに分かりやすく・続きやすくを心がけています。
買い物リストのみ、こちらに変更しました(*^^*)↓↓↓
おわりに
特に一人目の子供のお世話を、パパに任せるというのはすごくハードルが高いんですよね。是非パパからも、「やるよ!」と声をかけてあげてください(「やろうか?」だとママは任せようか迷う人が多いです。それに「自分の子でしょ!サブじゃなくてメインでやってよ!」と言われますよ 笑)。
でも共働きが主流になってきた今、子供のお世話は、ママが育休中なら「土日は任せた!」とか、「私が夜の家事してる間は授乳→寝るまでの1回分やってね!」くらいはお願いして、パパもやってもらえないと成り立ちません。
パパさんたちも我が家の一人目エピソードを是非、反面教師にしてください(T_T)寝かしつけは生後数か月の今がチャンスですよ!!!過ぎていても、案外やってみたら上手くいくかも!子供の慣れもあるので、諦めずにチャレンジしてみてください。
成功するかは子供本人の性格にもよりますし、そもそもママが「必要なこと」と思ってパパに任せられるかにもよります。
が、「ママが家事育児をする」のを当たり前のように考えていた私が、心底しまったと思って今こんなことを言って実行しているのです(笑)。パパと話し合って、二人の将来のために、一人目からお互いに努力する姿勢が必要だと思いますよ(*^^*)我が家もまだまだこれから。夫婦二人で頑張ります!
その他、家事育児に便利なアプリはこちらの記事で紹介しています。
子育て中のママに、パパのためにも是非読んでみてほしい本はこちらです(^^)長年モヤモヤするくらいなら、女性脳・男性脳の違いを理解し、お互いに協力し合った方が得策です。