おすすめ絵本 寝る前にサクッと冒険!『わんぱくだんシリーズ』
こんにちは、はるまめです。久々に絵本のご紹介です。
シリーズ最新作を残して気が付けば全部借りて読んでいるシリーズです。本のすばらしさを考えたとき、一番は”本を開くだけでココではないどんな世界にも行ける”ということかなと思っています。
恐竜の世界、おとぎ話の世界、海中の世界、雲の上の世界…本は子供たちをいろんな世界へ連れて行ってくれます☺️
どんな事があった日でも、1日の終わりの寝る前に、そんな不思議な世界に子どもたちと手軽に冒険へ行けたらいいな、と読むのにも手軽な絵本を探して見つけたのが本シリーズです!!
『わんぱくだんシリーズ』
作ゆきのゆみこ 上野与志 絵 末崎茂樹 出版社 ひさかたチャイルド
ひとりだったら、けん・ひろし・くみ。
さんにん あつまれば、わんぱくだん。
いつも なにかが はじまるよ。
ほら きょうだって…
わんぱくだんのてんぐのすむやま 冒頭文より
この見開きにかかれたシリーズ共通のプロローグから、冒険のはじまりです!男の子2人、女の子1人からなる『わんぱくだん』。3人で遊んでいると、いつも不思議の世界への扉がいろんな形で開かれます。そして3人で力を合わせて、不思議の世界で遊んだり、スリリングに逃げたり、困っている人(動物や妖怪やサンタや小人や妖精…)たちを助けたりします。
寝る前に最適の長さ!
今、家にある『わんぱくだんのてんぐのすむやま』は、36ページです。
しかし、文字数はそれほど多くありません。文字がぎっしりしていると、寝る前に読む気になりませんが、これはちょうどいい!と我が家では寝る前の1冊として多用しています🤣
テンポ良く飽きさせない展開
我が家の子どもたちは2歳と5歳。あまり長い話だと途中飽きてしまうことも…。この本はそんな心配無用です。見開きでダイナミックな構図も多数!セリフ文が多く、この先はどんな展開になるのかと、わくわく真剣に聞いてくれます。
主人公が男女3人いることで感情移入しやすい
眼鏡をした博識な ひろし。みんなを引っ張る けん。思いやりのある くみ。とりわけ誰がリーダー!ということはありません。主人公たちが男女混合なので読み手が男の子でも女の子でも物語に入りやすいのかな、と思います。対象年齢4.5歳~ということで、ちょうどその年齢層の子どもたちが親しめるようになっています。
プロローグとエピローグの安心感
冒頭でご紹介したように、シリーズの冒頭文はいつもおなじです。この文をよむことでおまじないのように物語へ誘います。ここでは詳細を省きますが、物語の終わりもある”お約束”が存在します。シリーズを読み進めると、最初と最後のお約束がある”安心感”が寝る前の1冊としても向いていると思う理由です。どんなお約束なのか、いくつか読むとわかるはずです😊
とにかく、24もの不思議な世界へ飛び出そう!
季節感があるお話もたくさんあるので、季節に合わせて選書するのもおすすめです!夏だったら『わんぱくだんとおばけやしき』秋なら『わんぱくだんとてんぐのすむやま』冬なら『わんぱくだんとゆきまつり』などなど…。恐竜、忍者、妖精、どのシリーズも魅力的です!気になった方はぜひ手に取って楽しんでみてください🍀
↓出版社の ひさかたチャイルド さんのHPの中にある、わんぱくだんシリーズのページへ飛びます。末崎茂樹さんの絵は構図が大胆なのに繊細なタッチでとてもすてきです!ぜひご覧ください。